2005年06月21日

VTP

VTP【VLAN Trunk Protocol】

ネットワーク全体でVLANの整合性を保つために開発されたCisco独自のVLAN管理プロトコル。

複数のスイッチで構成されるスイッチネットワークでは、スイッチ間のVLAN情報の交換が重要になる。

VLANが作成されると全スイッチのアドバタイズ(通知)される。この通知を受け取ることにより、スイッチ間で同期がとれ、設定ミスを防ぐことが出来る。


VTPドメイン

・VTPドメインとはVLAN情報を共有したいスイッチのグループ名のこと。

・1つのスイッチで1つのドメイン。複数のドメインには参加できない
・それぞれのスイッチがトランク接続されている必要あり
・VLAN情報はVLAN1(管理VLAN)に対してマルチキャスト送信
・アドバタイズは5分間隔で、変更があればすぐに送信
・同一ドメインのアドバタイズの場合、リビジョンをチェックし 番号が大きければ、既存のVLAN情報を削除し、新しいVLAN情報を追加する。
・ドメインが異なっていれば、VLAN情報は破棄。

動作モード

サーバーモード
VLANの作成・変更・削除が可能。VLAN1(管理VLAN)にて、他のサーバへアドバタイズする。また、他のスイッチからアドバタイズされた情報を受け取り、別スイッチに転送する。サーバーモードのVLAN情報はNVRAMに保存される。

クライアントモード
サーバーからの情報を受け取るだけのモード。VLANに関する変更は出来ない。よって、自分から情報を送信することもない。アドバタイズの情報を受け取り、別のスイッチに転送する。
ちなみに、クライアントモードではVLAN情報はNVRAMに保存されない。スイッチが再起動されると、VLAN情報の要求をアドバタイズして収集する。

トランスペアモード
VLANの作成・変更・削除が可能なモード。しかし、他のスイッチへアドバタイズしない。また、他のスイッチからのアドバタイズの同期も行わず、転送のみを行う。NVRAMには、自分が作成したVLAN情報のみ保存する。


VTPプルーニング


一言で言えば、不要なVLAN情報は送信しない。
もう少し詳しく書くと、PC1からPC2へ通信を開始する場合、PC1からARPリクエストが送信されたとする。ARPリクエストを受け取ったSW1は、フラッディングしてSW3とSW4にも送信しようとするが、VLAN2が設定さていないSW4に送信しても意味が無いので、自動的にSW1とSW4のVLAN2が消去され、SW4へは送信されなくなる。
こうすることで、無駄なトラフィックを抑制することができ、使用可能な帯域幅が増加する。


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