ARPによるIPからMACアドレスの取得や、DHCPによるIPアドレス情報の取得などで使われます。ブロードキャストは、全ポートにパケットを送るわけですから、ネットワーク的にはあまり効率のよいものではありません。そこで、ルータを使ってブロードキャストを分割してネットワークの効率を上げます。ちなみに、LANスイッチやスイッチングハブは、コリジョンの分割は出来ますがブロードキャストの分割は出来ません。
ブロードキャストドメインとは、ブロードキャストが届く範囲のことを言います。要はルータで区切られた部分といいますか、直接通信できる範囲のことを言います。
話は脱線しますが、とある会社のビルで各フロアごとにルータを設置し、ブロードキャストを分割したネットワークがあったとします。IPアドレスはDHCPサーバより割り当てられたものを使うようにしました。予算の関係上、DHCPサーバは1台だけ設置しました。この場合、各フロアにあるPCはDHCPサーバよりIPアドレス等を取得することができるのでしょうか?答えは出来ます。ルータの種類にもよるのですが、DHCPリレーエージェントという機能を使い、DHCPのパケットはルータを転送させればOKです。
うまく考えてありますね。
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Posted by networkstudy at 15:25│
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